MASION&OBJETに初出展しました
代表の興津です。
新年になりまして、年明けの感覚も一通り落ち着いてきた頃でございますが、
被災地の皆様におきましては大変なご苦労と思います。 寒く・雪が降る状況と思いますが、ぜひともお身体ご自愛いただきまして、
願わくは、暖かくしてお休み頂きたいと存じます。是非お元気に・・。
さて、告知させていただいておりましたが、フランス・パリで行われました「メゾン・エ・オブジェ」という展示会に(無謀にも・・・)当社は出展させていただいて参りました。
この展示会はヨーロッパ最大級の展示会でございまして、雑貨から家具までの総合展示会でございます。ともかくその規模は大きすぎまして、じっくり見て回りますと、3~4日かかるかも・・という規模感でございます。
当社では、過去におきまして、20年程度、毎年視察を続けてきた展示会でもございます。
参考(MAISON & OBJET PARIS 2024 (January) - 2024年01月 | 世界の見本市データベース(J-messe) - ジェトロ (jetro.go.jp)
今回、無謀にも、日本の精油を使った製品の販売目的の案内・展示・商談の為に出展させていただきました。当社からは、直接の担当として社員5名。通常の研修として3名。(私を含む) そして、梅谷香織さんにもお忙しい中、わざわざフランスまで出向いていただきまして、応援に駆けつけて頂きました。
ですので、当社のブースには社員8名・梅谷さん・日本人通訳として2名・総勢11名の日本人が集結しての展示会となりました。
当社として、一番大事なのは今後の対応でございます・・。
まあ驚いたのは、これほどの日本人がこの展示会視察に来ているんだな・・。
- 1.日本人の方が、ヨーロッパ各国でお仕事をされていて、日本の商材も含めて積極的に活用すべく活動されているんだ!
- 2.日本人の視察の方々が本当にたくさん来ているんだな。
- 3.この展示会にも多くの日本企業が参加されているんだな。
という事を確認させていただきました。 今までは、すれ違う日本人さんを確認している程度でしたが、ブースから定点観測していますと、一定の時間の中で、行きかう日本人の方々をたくさん確認させていただけました。
過去においてこの展示会に視察させていだいた時に、日本からの出店をされている会社さんがたくさんあるんだな~~。と確認させていただいておりましたし、当社と日本国内でお取引のある会社さんにもお会いしたことがありました。
その様な経験から、「よっしゃ!コロナも明けた事だし、当社も出展してやれ~~!」という私の一言から始まりまして、5人の社員も、留守番組の社員も、(社長~~!ホンキかよ~~!的な感覚で)一丸となっての対応でございました。
もともとアロマテラピー・精油は西洋の文化でありますので、今までは輸入がメインです。 視察に行って、良いメーカーさんを探しに行っていたのですが、昨今の円安・国際情勢から申し上げても、今なら日本製品を買う(日本からの輸出)のには都合の良い時節であるだろう!という目論見でもございます。
さらに言えば、アロマテラピーの文化のある国々ですので、受け入れていただける基礎(素養)はあると思っておりました。アメリカではここまでアロマテラピーは普及していないと思いますので、比較としてもヨーロッパは優位性があるとは思っています。
今回ブースにお越しいただいた日本人の方で、eu圏内にお住みの日本人の方で、当社の製品をご存じの方にも出会いました。(無茶苦茶ありがたいな~~と・・・)
今回は、日本の精油を販売したい!例えば、ヒノキとかゆずとか。そしてそれを使った製品を現地で販売したい!という目的でございます。
しかし、日本には、日本産ラベンダー精油もあります。 もともと日本のラベンダー精油は採取量もすくないですし、現地が本場ですので、この様な精油は外して、日本個来種の精油を持って行きました。
これは、JETROさんの思惑にも合致した事でもあります。 JETROさんは日本製品の輸出促進をも目的とされているわけですし、この精油は農産品でもありますので、まさしくJETROさんの目的に合致した製品であろうと自負しております。
さて、もろもろの能書きは兎も角、今後日本の精油が西洋文化にどれほど溶け込んでいくのかは、我々の小さな挑戦の成果を少しずつでも広げていく必要があります。 過去に置きまして、日本のお線香などはこのような挑戦を続ける事により、西洋の方々の中に徐々に広がってきています。つまり、インド風のインセンスから、より繊細なお香の香りが受け入れられてきていると感じています。
さあ!気合をいれて、頑張って行こうと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
興津 秀憲
ps、しかし今回は特にさむかった~~~!僕は、イギリスの展示会を視察してからパリに入りましたが、ロンドンもパリも本気で寒かったです~~。今回もユーロスターでロンドンからパリに入ったのですが、フランスに上陸した瞬間に外は雪景色。これは初めの経験です。 その上、パリでも、うっすらと雪化粧。しかも日中を超えてもこの雪は消えなくて、歩道の脇には残雪から氷になってしまうという光景がありました。 (今回は記録的な寒さであると現地でも報道されていました)
いや~~もうこうなりましたら、傍の人からの見た目等、全く関係なし! 毛糸の帽子を買い込みまして、外を歩いている時は装着必須でした。 ロンドンのピカデリーサーカスという場所にあるスポーツ衣服を売っているお店で、有名な「H」のマークのある毛糸の帽子を購入。日本円で5000円位でした。(エルメスではありませんぜ・・アメリカのメーカーさんでスポーツアンダーウエア―が有名なメーカーさんです) マスク装填。毛糸の帽子。この姿は、謎の中国人?謎のモンゴル人?という風情で、現地の人からは、絶対日本人とは思われなかっただろう!という自信はありますよ~~。(笑)
展示会場にて、梅谷さんと・・。
会場内商談の模様
展示会ブース写真①
展示会ブース写真②