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フレーバーライフ社ラベンダーツアー顛末記(22)

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フレーバーライフ社ラベンダーツアー顛末記(6)

 

2023年7月15日羽田出発~7月22日羽田帰着
フレーバーライフ社ラベンダーツアー顛末記・・・22

2023年ももう残すところわずかになって参りました。(二週間をきりましたね・・)
皆様いかがおすごしでしょうか?急に冷え込んで参りました。
大雪で大変苦労なさっている地方の方々もいらっしゃると思いますが、お気をつけてお過ごしください。
では、今週のブログへ・・・。

先週はパリでのお土産のお話から、バケット購入戦線のお話を・・と予告させていただきましたので、
このバケット購入のお話をさせていただこうかと思います。

実は、私は(興津選手)パンはあまり得意なほうではありません。まあ好んでは食べない。
という程度でございまして、全く食べない・・。という事ではありません。
ですので、日本国内ではパンをホントに食べない日が続いたりします。
小麦粉製品が嫌い・・。と言うわけではなく、それが証左に、うどん・パスタは好物でございます。
まあ簡単に言えば、面食い・・ではなく麺喰いでございます。

それはともあれ、当家の山の神様(興津家の奥方様でございますが・・)
こちらは、大のパン喰いでございまして、なんなら三食パンでも構わない。。という方でございます。
何度か、同行洋行したことがあるのですが、まさしく喜んでパンを食していらっしゃいます。
そして食するのは、「バケット」でございます。つまり日本風に言えば、フランスパンでございます。
バケットも普通のバケットもありますが、トラディションという種類もございます。その差ですが・・・。
とあるHPから転載します。

フランス人は硬いパンがお好き?フランス人を魅了する焼きたてバケット |
【クウネル・サロン】“マチュア”世代のときめき、全部。 (kunel-salon.com)

・・・ちなみに、バケットとトラディションの違いをご存知ですか?
バゲットとは、小麦粉、水、塩を材料に、酵母で発酵させた細長いパンのこと。
対してトラディションは、バゲットの一種なのですが、さらに厳格な製法で発酵させ、焼かれたもの。
80年代にパンの質が落ちた際、職人たちが組合を作って規則を制定。
冷凍せず、添加物を含まず、規定水準の小麦粉、塩、イーストを使用したバゲットのみが
トラディションを名乗れます。
つまり、職人技で作られた正しいバゲットを、トラディションと呼ぶのです。

と言う事だそうです。
ただ、当家の山の神様は、トラディションより、普通のバケットの方がお好みでございます。
まあこちらの方がお安いんです。とは言えその金額差は一本につきせいぜい0.2~5程度の差額ではございますけど。

さて、そのパン屋さん巡りのお話に移りましょう。いまやインターネットの検索機能は物凄いですね・・・。
皆様お試で、「パリバケット大賞のお店」とかで検索してみてください。歴代の大賞のお店の情報がずらずらと出てきます。

そして、興津選手は当家の山の神様のご下命に沿いまして、その大賞のお店を探訪する事になります。
そして、まるで「ラリー」競技の様に、与えられた地図・住所を頼りにパリの街中をあちらこちら散策する事になります。

ただ、これが割と嫌ではありません。
つまり、この様に歩きまわってきますと、普通の観光客が全くいない地域を散策することになるんです。
これはこれで、楽しいですよ。観光客ばかりの1~5区からかなり外れた所まで行ったりします。

あっ!そうそう、「パリバケット大賞」とはなんぞや・・。
という事でございますが、毎年パリの市内で一軒のみ、美味しいパン屋(バケット屋さん)を選ぶという事をしています。
日本で言えば、一番美味しいお米屋さん・・。おにぎり屋さん・・。的なかんじでございます。
そして、その一等賞になったパン屋さんは、エリゼ宮に専属で一年間その美味しいバケットを納品できる。という事なんです。

つまり、フランス人が此処のパンは美味しいぜ・・。と高評価しているわけですので、
このパン屋さんのパンを買って帰ってくる訳です。
その購入して帰っくる時の本数ですが、これが半端ないんです・・・。

だいたい、50本位買って帰って参ります。
その買い方ですが、一店舗で少なくとも5本。つまり、10店舗も徘徊するとき(させられるとき)もある訳です。
ただ最近ですと、その中でも、ここのパンは美味しい・・とか、ここはまあまあね・・。
という点数化が当家の山の神様より詳細にされてきますので、
買い回りに行かなくても良いお店も最近では出来てきたりしています。

この買い回りは、最終日の早朝にも行われる事が多々あります。
最近では、このパン屋さん巡りをしながら、その店先で、サンドイッチとか
レザン入り(ブドウ入り)クロワッサン等を店頭で買い求めて、
カプチーノを出してくれるお店もあるので、その店頭で朝ごはんにしてしまったりしています。

でも、これ本気で美味しいんですね・・・。
焼き立てのバケットにバターとチーズだけのシンプルサンドイッチも良しですし、
生ハム入りなんていう高級品もあったり・・。
ホテルの朝食コーナーのご飯より、間違いなく美味しいです。しかも割安感はあり、コスパ的にも納得するものでございます。

 パンとコーヒー

 

さて、その50本バケットの、その持って帰り方ですが。
以前はまずバケットを10~15本位に分けて、持参のビニール袋に入れます。
(日本風に言えば、ゴミ袋のビニール袋で45リッターサイズで良いですね・・)
このビニール袋のまま、スーツケースの中に押し込みます。
これで、パンのカスやら粉がスーツケースの中に散乱することは御座いません。

最近では、クリニャンクールの蚤の市に向かう途中に無茶苦茶安いかばん屋さんがお店を構えていまして、
そこで丁度よいサイズの(バケットが50本位いはいる程度のサイズ)を購入しましたので、
そのビニール布製かばんにぐいぐい押し込みます。
そして、空港に行きますと、カバンをビニールでぐるぐる巻きにしてくれるサービスがあったりしますので、
そこでぐるぐる巻きにしてもらえば、これで完成です。

基本飛行機の貨物室は、当然ですが、空調を管理しているわけではありませんから、
自然の冷蔵庫みたいなもんですので、何ら問題はありません。

これをお土産と称して、ご自宅にお供えするわけでございます。鎮座ましまし、山の神様にお供えするわけでございます。

そうしますと、神様はその一本一本を4等分にされ、その切り分けた4本をフリーザーパックに詰め替えまして、
冷凍庫にお隠れにされます。
そして、その中の4/1本を夜のうちに調理場に出されまして、毎朝トースターの中でお焼きになされます。

この一連の作業によりまして、「やっぱりパリのパンは、小麦が違うのかしら・・。それともお水かもね・・。」
とか、ご機嫌麗しゅうございます。

この事によりまして、興津選手の平穏が守られるわけでございます。

つまり最大バケット一本で4日間の無事が確保されるわけでございます。
最近の日々の生活において、やれ忘年会だ、飲み会だ・・と帰りが午前様であろうとです・・・・。
これは・・・大変・・・貴重でございます・・。

確かに持って帰った時は、ビニール袋に入っているので、あのパリっとしたバケットも多少しんなりしてはいるのですが、
半日位乾燥させておきますと、あのパリっとしたバケットに戻ります。

1本1.2~1.5ユーロ。合計で60~75ユーロ。日本円で、9360~11700円で
200日の平穏安泰な日々が保証されるわけでございますので、
お土産としてはお安いものでございます。
最近ではここに、銘柄指定のイチゴジャムが追加されてきてはいますが・・・・。

時折に当家の息子君がこの貢ぎ物であるパンを横取りして食べてしまう・・・
という事件も発生していたりします・・・。
興津選手の平穏無事な生活を短くするなっちゅうの!!(怒り)

因みに興津選手の一番のお好みのパン屋さんはここです。
夏休みとかは、一か月近くのお休みに入りますのでご注意くださいまし・・。

デュ・パン・エ・デジデ  Du Pain et des Idées
34 Rue Yves Toudic, 75010 Paris, フランス

ではまた来週。

文責)興津

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