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フレーバーライフ社ラベンダーツアー顛末記(11)

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フレーバーライフ社ラベンダーツアー顛末記(6)

 

2023年7月15日羽田出発~7月22日羽田帰着
フレーバーライフ社ラベンダーツアー顛末記・・・(11)

 

さあ!いよいよこの旅のメインイベントの日にちとなりました。
首尾よく好天でございます。(南プロヴァンスは、まあめったな事がない限り雨に打たれる事はありませんで、良く晴れる地域ではありますけど)

でもしかし、好天に恵まれました。これもひとえにご参加いただいた方々の日頃の行いなのでしょう・・・。
(よかった・良かった・ヨカッタヨ・・)

本日はホテルでの朝食を少し早い時間に取っていただきまして、バスに乗り込む事になります。
このホテルの朝食ですが、いたって真面目なバイキングです。
卵料理の所にはコックさんがいて、目玉焼きとか、オムレツとかわざわざ作ってくれるというサービスがありましたので、
まあレベルは高い方でしょう。
バケット・パン・シリアル・ハム・チーズ・ソーセージ・温めた野菜各種・サラダ・スクランブルエッグ・
スープ・フルーツポンチ・牛乳・ヨーグルト・コーヒー・紅茶・各種ジュース。これにオーダーで、卵料理もつくわけであります。
どうですか?まあ、正しいホテルの朝食のあり方であります。(三ツ星ホテルではこうはいきません・・・。豪華な感じでしょう?)
バイキングですから、どうしても多くよそっちゃうんですよね~~~。でも自分で取り分けたのだから、残せません。
しっかりいただきましょう。
興津選手の食事のしめは、フルーツポンチにヨーグルトをかけてお召し上がりです・・。(おいしいよ)

ホテルの前に堂々と大型観光バスが到着しました。
大型バスに20数人ですので、おおよそ、一人で二人分の席を確保で向かいます。
長時間のバス旅になりますので、これは楽です。しかも日本人ガイドさん付き!!こりゃ楽でござんす・・・。
にわかバスガイドの興津選手の出番はほぼありません・・・。(うん・・・?なんだかよくしゃべっていたじゃんか・・・・)
このバス旅の運ちゃん・・・(いいえ運転手さんは30代かな~~の女性でした!!)
全然問題なし!!の運転技量でした。
一日回っていきますと、特にソー村とかゴルドとかセナンク修道院あたりは一方通行とか狭い急坂とかが多いので、
運転は大変なんですね・・。でもこの運転はまったく問題なしでございました。これもありがたい・・・。

マルセイユからバスに乗り込みまして高速道路など約3時間。
いよいよ南プロヴァンスに入って行きます。
本当にくどいようですが、個人で行くと本当に大変な地域です。このバス旅が一番便利で、スムーズに回れます。
いよいよ見えて参りました。ラベンダーの村。ソー村です。
皆さんもグーグルマップで探してみてください。『SAULT』で出てきます。どんどん山の中にバスは進んでいきます。

IMG_2018.jpg

今年のツアーは7/15からスタートしました。
世界的な温暖化現象のせいかもしれませんが、少し訪問時期が遅かった気がします。
なぜなら、すでに刈り取ってある畑もちらほら見かけました。

皆様ご存じと思いますが、ラベンダーから精油を採取するには、ラベンダーが咲ききってしまって、
あのつぼみが開いていたら、精油はほぼ取れなくなります。
つまり、ポプリなどで見かけると思いますが、ラベンダーはつぼみの状態が一番なんですね。

そして、無農薬栽培のラベンダー!!と胸を張っていますが、私に言わせると、農薬散布とか肥料散布とか、
畑が広大すぎて、やってられない!!という事なんだと思いますよ・・・。
(なんという言い草でしょう・・・)

でも、ラベンダーの収穫の際には、専用のコンバインでむしゃむしゃ収穫して、そのまま蒸留器に突っ込んで行きます。
多少他のいわゆる雑草が混じっていても全然気にしません。
芳香成分のある植物ではないので、問題なしですし、いちいち雑草を外していくなんて言う事は、現実的ではありませんですね・・。

そして皆様は、ラベンダーの花と茎のみを蒸留するとお思いでしょうが、多少の葉っぱもどんどん入れて行きます。
兎も角、豪快にバインダーで収穫してきて、大きな蒸留器に茎・葉ごと落として行って、水蒸気蒸留をしていきます。
この時の燃料も、蒸留が終わったラベンダーを多少乾燥させておいて、これを蒸留するときの燃料とされています。
これも限りある資源を大事なことであります。蒸留するときの水は地下水だそうです。

足元から何キロも先の向かいの山のたもとまでラベンダーが咲き誇っています。
この姿は一度見ると感激すると思います。ラベンダーの精油がもっともっと愛おしくなると思います。
この文章を書きながらも、あのソー村の姿を・景色を思い返しています。

ただ今年は見学に行くのが少し遅かったかな~~と思うのは、刈り取りが終わっている畑が割と散見された事。
でも、さすが観光地!一部刈り取りをしないでそのまま咲かせてある畑もありまして、
ここは観光バスも駐車できるところでもありました。
生のラベンダーとか、茎付きの花束。バンドル・精油も販売している畑にまず立ち寄り・・。
参加者の皆様も思い思いの場所・ラベンダーの畝を散策して写真に収めていらっしゃいました・・・。
その参加者の皆様の姿を拝見している、我々も嬉しくなります。
道路の向かい側もラベンダー畑。もう皆さんチリジリに写真を撮ったり、現地の精油とかラベンダー等を思い思いにご購入。
畑の見学が終わりましたら、今度は蒸留所に向かいます。

IMG_2079.jpg

この蒸留所は本当に感度も伺っている蒸留所さんでもあります。
実は年々綺麗になってきていますし、施設も充実してきています。蒸留過程のイラスト等を看板に仕立て上げていたり、
そして説明をしてくれる女性が付いたりしてくれます。(説明とはいえ、すべてフランス語なのでチンプンカンプンですけど・・・)
たしか以前にこの蒸留所に来た時に伺ったんですけど、この工場の経営者さんには、三人の息子さんがいるんです。と聞いていました。
娘さんはいなかったんですけど・・・。

ここは憶測なんですが、その息子さんたちがご結婚されたんだと思います。
表で看板の前で説明していた女性の方。
奥のお店(ここでもお土産のハーブ製品を販売しているコーナーがあります。)にも一人の女性が、
そしてその脇にはカフェのコナーがありまして、ここにも女性は一人・・・。

このラベンダーのシーズンは稼ぎ時でしょうから、一家総出の仕事ぶりとお見受けしました・・。(完全に憶測ですけど・・)

今週はここまで・・。
文責)興津

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