頓珍漢西遊記 2025 ①

(以前から使わせていただいています表題を復活させていただく事にしました。)(笑)
さて、本年2025年6月終わりから7月初旬にかけまして、仏国に会員様とお出かけして参りました。
その際の情報をひとつひとつではありますけど、お伝えして参りたいと思います。
今回は総勢27名のご参加をいただきました。カナダからご参加の方。台湾からご参加の方。
最終日には切り離れてロンドンにお廻りになられた方、はたまたパリで延泊をされた方。
など自由奔放なツアーではあります。
これも一重に、このツアーを取り仕切っていただけた、大阪梅田の株式会社ツアーデスクさんのおかげ様でございます。
私共(株)フレーバーライフ社は旅行代理店ではございません。
会社の定款にも旅行代理店業務とは書き込んでおりませんので、ツアー代理店業務は無理でございます。
それでありますので、エアー便のチケット手配から、ホテルの予約、TGVのチケット予約。
現地のバスの手配、ラベンダー畑へのツアーなど、当社はわがまま三昧のリクエストをしたうえで、ツアー代金は限りなく安く!!というリクエストをさせていただいておりましたが、全ての満足を今回もはたして下さいました。
まったくもって「ありがたい」ことでございます。
さすが株式会社ツアーデスクさん。添乗員橋本さんです。
そんな感じではあったのですが、今回は帰りの便でとんでもない事がおこりました。
こんな経験をさせていただきましたので、今後皆様がお出かけの際には、(あ~~。こんな事もあるんだな~~。)程度の参考にしていただければと思っております。
さて、それは~~~~。
今回のエアー便は「エミレーツ航空」を採用いたしました。
ツアー日程が、羽田→ニース→マルセイユ・ラベンダー畑視察→パリ→羽田。という日程でございました。
エールフランスで行っても、JAL・ANAで行ったとしても、どこかの空港で乗り継ぎをしないと、コートダジュール・ニース空港には到着いたしません。
それとお値段の関係もありまして、エミレーツ航空で羽田→ドバイ→ニース二泊→(陸路・マルセイユ二泊)→(TGV・パリ二泊)→ドバイ→羽田。という行程とさせていただきました。
行きは非常に順調に行けました。ドバイの空港の乗り継ぎが少し大変ですけど・・・。
この空港ですが、24時間空港です。
ドバイとはUAE・アラブ首長国連邦の都市名です。
そしてUAEは航空産業にも非常に熱心ですので、こんな(アホみたいに大きい)空港を建設し、運営しています。
そしてこのメインの航空会社がエミレーツ航空であると言う事になります。
まあ、国策会社ですね。
しかし、このドバイ空港は本気ででかい!
羽田からドバイに着いて、ニース行の便に乗り換えるのですが、
何ともその搭乗口は空港の対角線上の端にあると言っても過言ではないんですね・・・。
歩いて歩いて。。。エレベーターに乗り込み。。。対角線上をひたすら歩く。と行く作業をしなければなりません。
空港の中だけの移動ですが、30分以上かかりますね。
そんなことは兎も角・・・。実際に起きた事を書き込みます。
興津選手はパリ一泊延泊でしたので、パリからのお帰りの皆様のお見送り・・。
出国のお手伝いでシャルルドゴール空港(CDG)に会員様とご一緒にバスで向かいました。
通常通りのお時間でございます。CDGに無事に着きました。
免税の手続きの必要な方もいらっしゃいましたので、私はそちらのお手伝いをしてから、搭乗手続きにむかいました。
CDGはヨーロッパの国際ハブ空港でありますので、いつもは出入国の方々でごった返しているのが普通なのですが、この日はなんとなく人が少ないな~~。と思っていました。この時になんとなく嫌な予感はしていたんですが・・・・。
なんと!この日は、CDGの航空管制官が「スト」を起こしていまして、通常の便の15%程度が運航されていない!!
と言うニュースが飛び込んできました。
そのせいか・・。自動発券機で航空券と手荷物の発券を始めたのですが、ある人は、ドバイまでしか搭乗券が出てきません。
そして半分弱位の方々の搭乗券は当初の予定の「羽田」ではなく、勝手に「成田」行の搭乗券が出てくるではあり~ませんか!!!
「なんじゃこりゃ~~!」
とツアーデスクさんと、何じゃこりゃ!!と不思議に思っていましたが、エミレーツさんやらかしてくれました。
どうやら、エミレーツ機材(飛行機)のCDG到着が遅れた!!
したがってその飛行機を使って引き返しドバイに引き返す便になるので、当然ながら出発時間が遅れますよね・・・。
それが半端ない時間の遅れになっています。。。3時間程度の遅れになっています・・。
そんなに遅れたら、ドバイから羽田行き、乗継便に乗り遅れてしまいます。
それを先読みして、勝手に「成田行き」のチケットに変更してきたらしいんですね・・・。
曰く、取り敢えず日本に帰れるんだから・・いいでしょ!的な感じです。
それじゃあ困るんですけど・・・。
帰国後の即翌日に重要な日程を持っていた方がいらっしゃったのですが、
急遽エールフランス便は無いのか!!JALは?ANAは?と何らかの方法が無いか!!とジタバタしてみましたけど、この日は、長距離便を中心に欠航になっていましたので、まあ、CDGから出る事が出来るだけでもありがたい。
というのも正直な感想でもありました。
ともかく3時間遅れ位でCDGを出発!という事になりました。
ここには当社の社員2名とツアーデスクの添乗員さんもいますので、後はお任せ!!という事になります。
結果としますと、当然当日の羽田行の便には乗れませんで、翌日の便になってしまいました。
つまり、ドバイで一日延泊。という事でございます。
さらに翌日の羽田行きの空席の関係からか、羽田便より6時間くらい早い、成田行きの便に強制的に
半分程度の人数が割り当てられました。
この便はエアバスA380という総二階建ての飛行機です・・・。
少しでも早めに帰りたい方々にはこの便に乗っていただく事になり、この便に当社の社員一名は搭乗することとなり、会員様のお手伝いをさせていただきました。
残りのメンバーは昨日乗り遅れた羽田行きに乗り込んでの帰国となりました。
一日延泊となりましたが、ホテルの部屋はエミレーツ航空持ちです。(当然だ~~!!)
1日の延泊の時間を返せと言いたいぐらいですからね!!という事になりましたが、
ツアーデスクさんの粋な計らいによりまして、ホテルにチェックイン後、ドバイの半日観光を観光バス付きで手配してくれました!!!
さすが!!!
思わずドバイに泊まる事になりましたが、それはそれで、皆さん楽しく観光されていた御様子でございます。
さらに、翌日の同時刻の便で帰る予定のパリ一泊延泊組の3名。興津選手含む。の便もCDG出発が遅れました・・・。
これはCDGの航空管制官のストとは無関係ではあるんですけど・・。
ドバイ到着の時刻が、羽田行きの時刻をとお~~くに過ぎています。
(この便にドバイ延泊組の皆さんは乗り込んでいらっしゃいました。)
「終わった・・・」と観念していましたら、飛行機から降りてタラップを通過したら地上係官の人がでっかい声で、「上海!!羽田!!」と怒鳴っています・・。
何事!!??とトイレに行くのも忘れて、近づくと、「お前はどこに行く!?上海か?羽田か?」と言うので「羽田だ!」と言うと、ここで少し待っとれ・・。
というではありませんか~~!
しょうがないのでパリ延泊組3名揃ってその場所で待っていると、
我々と同じ羽田行きの日本人が一組合流。そして、上海行の中国人も20人位合流でございます。
ここでこの一団は拉致監禁されて、空港バスに押し込められました。そして、次のターミナルまで、そうです・・。
上海行の便の出るターミナルまでバスで移動させてくれました。
つまりターミナル移動に時間が掛かるので、ここで強制的にターミナル移動をさせられた訳です。
我々日本人合計5人も上海便に搭乗させられました。
ドバイ空港で「なつめの入ったチョコレートをお土産にしようと思っていたのですが、
買い物をする時間もなく、上海便の騎乗時間となってしまいました・・・。
まあ、これで兎も角アジア圏には帰れるな・・と。
上海に着きました。
上海空港にはトランジット専用の通路がありません・・・・。
係員と何度か交渉しましたが、「中国への入国審査書」を書いて、中国に入国しろ!の1点張り。
確かにトランジット専用の通路もありませんし、飛行機に戻る訳にもいきません。
やむなく中国に上陸でございます。
ここで手荷物はドバイで「羽田行」としてあるので、大丈夫だろう~~。
という気持ちはあったのですが、中国入国となるとどうにも心配でございます。
手荷物ピックアップのターンテーブルに行きますと、我々の手荷物が寂しくターンテーブルに残っていて、
寂しくくるくる回っています・・・。
急いでその荷物をピックアップして、ドバイで渡されたチケットにホチキス止めしてある書類を見てみたら、
ANA便の乗り換え便のチケットが付いていました。
ANAのカウンターに荷物を引きずって行って、CDGで購入したワインを預け入れ手荷物に押し込んで、
搭乗券を受け取り、持ち込み手荷物をくまなくチェックされて、身体検査。
パスポートコントロールに向かい、出国手続き・・・。
まったくの2度手間です。
さらに言えば、中国入国の際には、指紋を取られるし、入国しても、手荷物引きずってANAカウンターにいくだけなので、中国滞在時間はものの一時間程度。。
エミレーツ航空様。
2日続けてのCDG発便の遅れは大変ご苦労様でございました。
そのおかげ様で、延泊のホテルのお手配など、コストもかかりましたよね・・。
お蔭様で、ドバイでの思わずの延泊組の皆さんもそれなりに楽しめたみたいでございます。
さらに、成田行き、羽田行きの便に振り分けていただけまして誠にありがとうございました。
翌日の遅れ便には、ドバイから上海行きの便への乗り換え手続きありがとうございました。
さらに、提携されているとは思いますが、上海から羽田までのANA便のお手配、誠にありがとうございました。
おかげ様で頼んでもいない中国入国という貴重な体験と共に上海空港の様子も拝見させていただけました。
さらに羽田着が22時ごろの予定でありましたが、翌日朝5時ごろの到着となりました。
とは言え無事に羽田着となりました事。
重ねまして御礼させていただきます・・。
「本当に、あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・た!!!」