アロマテラピー専門メーカー フレーバーライフ社

お問合せ   ☎0120-907-187

  1. TOP
  2. フレーバーライフ社ブログ
  3. 社長ブログ
  4. 印象深いレストラン

印象深いレストラン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

水無月6月でございます。
我が社の会員様ツアーですが、いよいよ来月に迫って参りました。(まだひと月以上ありますけどね・・)とは言え、ついに参加者募集も終了いたしまして、諸々の諸準備に取り掛かっております。

あっ!ここで一つご報告です。本年1月にヨーロッパの展示会視察に行った時に、関空からロンドンに出張した当社の大阪営業所の社員の手荷物が出てこなかった。という逸話ですが・・・。(本人にすると逸話では済まないのですけど・・・)ついに顛末を迎えました。

結果から申し上げますね・・。

ついに手荷物は出てきませんでした。
関空で積み込んでいますので間違いなくパリのシャルルドゴール空港(CDG)まで荷物はついているはずです。
実際エールフランス航空(AF)もCDGまでは着いていると認めていました。
ここで社員はトランジットしてロンドンに飛んだのですが、このトランジットの時間が少なくて、荷物は積み替えが出来ずに、ロンドンヒースロー(LHR)に着きませんでした。
そもそも、ヨーロッパからの関空へのエールフランス航空機の到着が遅くなり、その分、関空からの離陸が遅くなり、CDGに到着が遅くなった。
しかし、CDGからLHRに行くエールフランス便は定時(しかもその日の最終便)出発であったので、手荷物を積み替える時間が無かった。という顛末でした。

つまりエールフランス航空は確信犯的に手荷物を積み替えなかった事になるんだと思います。しかもLHR行きとして、この日の最終便という不運もあった訳であります。

兎も角、ロンドン市内でのAFへの問い合わせにも関わらず、またパリでのAFに対する数回にわたる問い合わせにも関わらず、結局手荷物は出てきませんでした。そして日本帰国後5月末ごろになりましてようやく結論が出ました。

手荷物は出てこない! これが結論です。

こんな事が、JAL・ANAであったらどうなるんでしょうね~~。

やむなく、ヨーロッパの地で購入したスーツケースとか、衣服とか些少のお化粧品とかのレシートはありますので、この金額は保険で早く賠償されました。
しかし、パリで購入したスーツケースとかは、プランタンでセールで出ていたスーツケースですし、その他の衣服も必要最小限。こんな事なら、着替えなど不便を強いられましたから、もう少し買えば良かったかな。とも思いますが、仕事で行っていますので、そんな時間もあまりなく、やむなく必要最小限にしてもらいました。

そして、肝心のAFの賠償ですが、600ユーロまでは賠償します。
またスーツケース内に入っていた品物の購入履歴・レシート・領収書の添付があればその分賠償します。という事でした。

あのね・・・スーツケースの中に入れておくものは、旅に必要な資材が入っている訳なので、新品で購入したものならいざ知らず、以前からの使い慣れた物とか、衣服ですから、入れておいた資材の購入時のレシート等など保存している訳はないですよね~~。

皆様、こんな感じです。お気をつけてください。

もし、新品の資材・カメラとかビデオとかPCとか・・でしたら、そのレシートは保存しておいておく事が万が一の為には必要なのかも知れません。

というか!勘弁してくださいよ!AFさん。あのロンドン・パリの時間をかえしてくださいよ!というのが実感です。この社員も当然領収書の類はありませんでしたので、最低賠償金額で諦めます・・という結論でございました。

Fin

という事で、ネガティブ話ではつまりませんので、ポジティブな楽しい話にしましょう。
ヨーロッパに行くと、特にパリに行くと本当に楽しみなのは「食事」でございます。
まあこれも、仕事で行きますので、自由時間はまるっきり無い!とは申しませんが、昼間時間は制約されます。

いきおい、夕食の時間が必要で、大事な時間となる訳であります。
以前に一人でパリにいた時に、日本でググっておいたレストランの情報を紙焼きして複数軒の情報を持っていきました。(これはいつでもやる事ですけど)
そして、ホテルのレセプションのお姉さんに、このレストランの中でお薦めのレストランはある?と聞いて、あっ!ここは行ったことがある!とか、ここは美味しいって聞いたことがあるわ!とか話し込んで、一つのレストランに白羽の矢を立てました。

そしてそのお姉さんが、予約してあげようか?と言ってくれたのですが、もう夕暮れでしたので、電話してもほぼ断られそうだ!と直感で思いましたので、「ううん。行ってみる」と足を運びました。

これが大正解でした。

地図を頼りに出かけて行きますと、レストラン街でもありませんし、SHOPが連なっている場所でもありません。
アパートが続いている通りでした。
そして、その道を進んでいくと、確かになにやらお店の様なところがあってのですが、レストランっぽくないんです。一旦通り越してしまいました。
そして、手元の地図と見比べると、どうやらさっきのレストランっぽく無い、ドアの所かな!と思い返して足を戻し、そのドアを押してみました。

開きません・・・。

押してもだめなら引いてみな・・・でも開きません。

がたがたやっていたら、年のころ70かと思うほどのマダムが腰をかがめてドアのカギを開けて応対してくれました。
風貌は、宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」に出てくる、湯バーバみたいな風貌なんです。(鮮明に覚えてます・・)
曰く、何の用?・・「食事をしたい。腹減った!!」
あっそう・・。何人? 「僕一人」
こう言って・・まあ一人ならいいか!とか言いながら開けてくれました。

本当に小さなレストランで、4人掛けのテーブルが二セット。
しかも、一つにはマレーシアから来たという4人家族が陣取っており、
もう一つのテーブルには、フランスの若人が一人。彼女さんを待っているという状況。

給仕をするためのような、丸テーブルが一つあって、そこに通されました。

しめしめ・・です。
電話していたら、多分断られたと思います。
この湯バーバさんとご主人の二人で回している本当の意味での家族経営のお店でした。
一人だから通してくれたのだとおもいます。
それもそのはず、フランスの青年は彼女さんを待っていたのですが、誠に残念ながらその彼女さんは、興津選手が食事を楽しく終えた時ですら、お見えにはなりませんでした・・。
清算をする頃にはこのマレーシアのご家族4人は満足げにご帰還でしたし、くだんの青年は申し訳なさそうに、食事をせずに帰っていきました。

肝心の食事は大変満足できるレベルでありましたし、最後にはそのカップル用に準備してあったかのような、デザートプレートを出していただけました。

そこには、エッフェル塔をあしらったデザインが描かれてあり、パリマジック!って書いてありました。

その時は興津選手も嬉しくなって写真に撮ったり、はしゃいで帰ってきましたが、このプレートは多分この青年の為に準備しておいたものではなかったかな~~と思います。

あのおばあちゃん元気かな~~。このお店に行ったのも、かれこれ10年以上前の話なので、いまでは場所も店名も記憶にはありません。

ただ、このお店の内装とか、おばあちゃんの風情とかは覚えているんですね・・。
非常に印象深いレストランでした。

その他ですが、アヴィニョンのレストンとか、南フランスのオーベルジュとか、オペラ座近辺のイタリアン・フレンチ等思い出すお店は数々あります。
その中でも最高峰は、マルセイユの「シェ・フォンフォン」というレストランで、マルセイユの旧港あたりからタクシーで行かねばならない場所にあるレストランです。
ここのブイヤベース。正確にはスープなのですけど、本気で美味しかったです。
「スープ・ド・ポアソン」
ここは美味しい!マルセイユにお出かけの方。チャンスがありましたら、このレストランを目指してみてください。ググってみると出てきます。小さな入り江にある、小ぎれいなレストランです。この入り江に行くだけでも価値がある感じです。

では本日はここまで・・。

文責)興津

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ