ヨーロッパ社員研修(15)
東京では桜の花もすっかり散りまして、若緑色の葉っぱが萌えだしてきました。
黄緑色。僕の一番好きな色です。(笑)
本日４月１０日でございます。
ところが昨日の４月９日は地域によっては「雪」の天候であったらしく、
満開の桜に雪がかぶるという天候でもあったそうです。
日本も南北に広く、また東西にも広い国なんだな～～。と再確認できますね。
代表の興津です。
今回の社員研修のロンドン・パリを題材としましたこのご報告もすでに５５回目を迎えております。
よくこれだけ文章もつな～～。引っ張りすぎ・・！！
というお声もあろうかと思いますが、あきらめてお付き合いください・・。（読者にあきらめてとは失礼な・・・ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ）
前回は、当家の山の神様への貢ぎ物・・。（お供え物ともいう）を買いまわっての一日でした。
東京で事前に、「パリのバケット大賞受賞のお店」で検索をしまして、紙焼きしてパリまで持って行きます。
（先日この紙焼き・・という単語が古すぎる。と議論になりました・・古いかな～～？）
事前に、地下鉄駅からお店までの順路をグーグル先生に教えてもらって、そこも印刷して持っていきます。
そうしますと、地下鉄駅から出て、道路と地図の様子を重ね合わせまして、多分こっち・・と歩き始めます。
まあ過去において、このコマ地図で外れた事は無かったのですが、今回は最後の一店舗でやらかしました。
パリの街並みは放射線状に道路が広がっている大きな交差点がありますので、この放射線の道を一本取り間違えますと、
全く別方向に行かざるを得ません。
今回これをやらかしました・・。
グーグルマップにある大きなお店とか、ランドマークが一切出てきません。行けども行けども・・。
２００メーターくらい進んでところで、こりゃ違うぞ！！と引き返します。
皆様にお伝えしたい事があります。このように地図で迷った時は、躊躇なく、出発地点に戻ってください。
実はこれが一番手っ取り早い方法である事は経験則で持ち合わせております。
今回も、最初の地下鉄の出口に戻りました。
実はこの時、夕刻が近づいておりまして、あたりは夕方になっておりました。
そうなんです、お日様がお隠れになっていますので、おおよそでもありますが、東西南北の方位が全く解らなくなってしまっていました。
そして、今晩は、パリ最後の夜でございますので、キャバレーの予約をしてありましたので、
その出発時間までに必ずホテルのレセプションに戻っていないといけない。
という精神的にオイツメラレテイタ状況でしたので、この一筋の道の選択間違いは非常に痛手でした。
グーグルマップの紙をヒントに、大きなお店のランドマークを探しつつ、二つ筋を異なった街を歩き始めました。
あったんです！家電量販店のお店でしたけど、そのお店を発見。
そのお店を右手に見ながら進行する方向で間違いなし！ねっ！なんとかなるでしょ！？
地図では大通りを進み、途中で右手に入ります。
と書いてありましたが、途中の右手に曲がる路地が市場になっています。
絶対こっちの方が楽しいから曲がっていきましょう！とグーグル先生の地図を無視して進行！！
危ない危ない！！！途中できがつきましたから良かったんですが、この市場をまっすぐ進むと、
また違う場所へ誘われるところでした・・・。途中で左折。これで正解でした。
でもね・・・。あるはずの（パン屋さん）お店が見当たりません・・・。
もう絶対行きすぎてる。というところまで来ましたが、無いんです。
時間もありませんので、あきらめて引き返し始めましたところ、その通りの反対側に見っけました！！
お店の入口が角のところから入るタイプのドアでしたのえ、反対側から歩いてくるとわからないのですが、
その逆から歩いてくると、簡単に解ります。
兎も角、バケットを５本購入。
ようやくこれで晴れて帰れる。という安堵から、先ほどお店に気が付かずに歩いて行きました先に大通りがありましたので、
その道が先ほどの家電量販店前に出るだろ！と高をくくって行ってみよう！
あるいはバスが来れば乗って行けばどこかの地下鉄の駅にでるだろう・・。と思って時間短縮！と進んでみる事にしました。
もう最悪・・。
その大通りは夕方の渋滞中。全く車が動いていません。
当然バスも見当たらないし、バス停も見当たりません。
パリ市内で東西南北の方向を見うしなっているわけですから、オペラ座の方向なんてさっぱり解りません。
致し方なく、先ほどの経験則からして、再度来た道を戻る事にしました。
最初っからこうしておけば良かったんですけど…。
大通り→パンを購入したお店→市場→家電量販店前→ロータリーの交差点→地下鉄駅。
もどれました！！ホテルにもギリギリな感じで到着。
レセプション集合時間遅れずに到着。「なんとこの時一人のスタッフが遅れるんですよね～～。悠然と～～。」
まあ致し方なくホテルを出発。ちゃんとキャバレーには時間前に到着しました。
2階席のセンター真ん前。というとても素敵な席をいただきまして、まずはお食事でございます。
そんなに悪くない食事でございます。
確かにお仕着せのコース料理ですので、出てきたものを、「美味しい」とか「まあちょっとね・・」
とか好き勝手にご感想を述べ合いつつ食事は進んでいきます。
途中でドリンクが足らなくなったので追加したりして、最後のパリナイトを過ごしたわけでございます。
今回のお店さんは左岸にありますので、比較的夜でも安全な地域でもありますので、
行きかえりを地下鉄で行きました。
よくパリの市内の事を、右岸・左岸と言いますが、セーヌ川の流れの右岸・左岸という意味でございまして、
この両岸で大きく風情が変わります。
右岸は大衆的な地域・左岸はアカデミックな地域という色付けかな～～？
カルチェラタン・大学などの研究機関とか、モンパルナスなどビジネス街等は左岸になりますね。
比較的観光客も少なく、落ち着いていて、過ごしやすい街並みでもあります。
最近ではカルチェラタンなどにも、有名ブランド店も出て来ていたりして段々と人通りも増えて来ている感じもあります。
安くて美味しいビストロなどもありまして、雰囲気も良いですよ。
次回パリに行きましたら再度行ってみたい場所でもあります。
ほろ酔いのまま、ホテルに戻ります・・・。
本日はここまで・・。
文責 興津
