マルセイユでの夕食

マルセイユの観光もしていますし、旧港の様子のお伝えしないといけないのですが、早速夕食のお時間でございます。
昼食は、アルルで二手に分かれて食事しましたが、夕食はフリータイムでございます。
予約もなにもしていません。
フランス人は、というかレストランは大人数を嫌います。特にフレンチレストランの場合は嫌う傾向が強いです。
しかも、こう言っては恐縮なのですが、中国の方々の団体は本当に嫌われます。
これは、まず声が大きい!団体になると特にわがままが激しい!
例えば、同じ仲間で同じ料理を頼んで、こっちのお皿とあっちのお皿の魚大きさが違いすぎる!交換してくれ、とか料理の出てくる時間が遅い!とか順番がちがうだろ~~!なんていうのは当たり前の様にあります。(最近はすくなくなってきてはいます・・)
それから比べると日本人のお客様は静かなもんですし、多少の文句があっても我慢していますから、まあまあ許されているような気がします。
さて、初日の夕食。初めての海外という方もいらっしゃいます。ホテルに投宿してルームキーを渡す時に、「夕食にお困りで、お出かけが心配な方は、本日は皆さんでお出かけしませんか?
ご希望の方は6:30にロビー集合で~~す。
6:30にお姿が見えない場合は、出発しちゃいま~~す!
とお声をかけておりましたら、確か旅慣れた2名様を除いて皆さんお越しです。
正直内心「しまった!」と思ってしまいました。
だって何回かマルセイユには投宿していますし、それなりに美味しいレストランも知っています。
しかし、この人数は入れな~~い。
やばい!と思いましたが、もうしょうがない・・・。
事前にグーグルマップで調べて紙焼きしてあるレストラン情報を頼りに、出かける事にしました。
旧港の向こうまで(教会下)まで行こうかと思いましたが、歩いていくにも、この人数だと収集がつかなくなる恐れもありまして、
わりと近場のレストラン情報の紙を引っ張り出しました。
そして、方向感覚と海外経験の多そうなご参加の会員様に手渡して、道案内をお願いしました。
最初は「えっなんで私?」という感じでしたが、ラリーのコマ地図みたいにして探していくのも楽しそうでした。
当社の社員は列の右側と左側に分かれ、私はしんがりでございます。
マルセイユは多少治安が悪い地域でもありますので、会員様の安全第一でございます。
さて、着いたのがなんと!「イタリアン」でございます。
事前に調べておいたのですが、なんとなく大人数で入っても、多少騒いでも、(日本人はイタリア人程は騒ぎませんので・・・)
料理を取り分けても怒られそうではなさそうなレストランを探しておきました。
開店準備をしていたマダムに、この列もらっていい?と聞いたら、「ウィ!」と言われたので、早速どやどやと座り込みました。
イタ飯ですから、メニューもなんとなくわかりますし、何といっても美味しかったです。
このレストランは当たり!次回も行こうかな~~と思える程でございます。
早速、当たり前ですが、ロゼワインよ~~~く冷えた、「ロゼワイン」を何本か頼んで、メニューと格闘です。
たしかこのレストランは英語のメニューがあったと思います。
黒板書きしてあるメニューとか、もろもろ、一人一皿頼んで、早速乾杯でございます。
こうして、マルセイユの夜は深まっていくのでありました・・。
ムール貝でございます。
以前、ニースでもいただきましたし、ベルギーに行ったときはバケツに大盛に入ってきたのでたまげたことがあります。(笑)
ペンネ!
黒トリュフ添え。添えと言うよりトリュフがけ!
これ美味しかったですよ。
たしか、レバーだったと・・・・。
美味しいかった~~~~。
しかもこのレストランですけど、12人で突入したのですが、テラスのプラタナスの葉陰の一列を使わせてくれて、
周りを気にしないで、ワイワイできました。
ホントに良いレストランでした。