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ニースにてミシュランの二つ星のレストラン

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今回も南フランス関連でお送りします。
(以前にニース宿泊でモナコ・カンヌ・グラースなど視察に出かけた時のお話です)

前回はモナコのグランカジノまでお出かけした。というところで終了でございました。

さて、しばらくグランカジノのルーレットで楽しまさせていただきました。
しかし、まったくの経験なし、入場もなし、一人で入っていったですから、まあ度胸があるな・・・と自分を褒めながら、カジノを後にしました。
モナコは本当に治安の良い町ですので、グランカジノから駅まで、夜道を一人で歩いていきます。
時間は22時ごろだったと思います。
ガイドさんから受けていた説明の通り、岩山の崖の中をエレベーターが通っていまして、その最上階にモナコの駅がありました。
そこから、電車に乗ってニースまでお帰り・・。
実は前日にカンヌまで電車で出かけていましたので、電車のタイムテーブルは持っていました。
なんなく、電車に乗り込み、「ニース」まで帰還できました。
あ~~あよかった!!
この気の緩みが大事故になりました。

ニースの駅は海岸線からしばらく山の方にむかいます。つまり駅からみると私の投宿しているホテルは海岸線にありますので、
この坂道をただただ下っていけば海岸線に着き、イギリス通りにでますから、まあ、探せばホテルに簡単につくさ!!

と気候も良いので、このまま海岸線まで歩いていこう!!
という選択をしてしまいました。

目の前のタクシーさんを一瞥もしないで・・・・。

車が下っていく通りがあったのですが、なんとなく薄暗かったので、明るい道に入って、なんとなく下り方向を目指して歩いていきました・・・。

・・・・・・・・。

・・・・・・・・。

私は方向音痴ではありません。・・・・・・。

絶対に方向音痴ではありません。・・・・・・・誓って・・・・・・・。

迷いました。

坂道もあるのですが、道がうねっています。ひるまではありませんから、太陽の位置もわかりません。
全くわかりませんでした。

街角にホテルがあったので、「すみません・・迷いました。グランドホテルに泊まっているんだけど、どっちですか??」
とレセプションのお兄さんに聞いたら、(このホテルはお世辞にもきれいなホテルではありません。)
この前の道を左だよ・・。ってな割と、「イイカゲン・・良い加減」なお答えをもらって、謝謝。とホテルを後にしました。
しかし、どう見ても道が変です。どんどん上って行きます。
さすがに心配になって、先ほどのホテルより、小綺麗なホテルがあったので、もう一度聞いてみました。
このレセプションの方は女性の方で、とても綺麗な方でした。(とても親切な方でした。イコール綺麗な方でした。(笑))
案の定・・・反対方向でした・・・。私の方向感覚は鋭い・・・・。私の方向感覚は正しい・・・・。  ゥン?

ともあれ、言われた通りに道を行きますと、ニースのショッピングゾーンに出ました。
ギャラリーラファイエットが見えます。
「よし!」

無事に帰りつきました・・。


さて、時系列は忘れたのですが、ニースにはミシュランの二つ星のレストランがありました。
その店の名前は「ケイスケパッション」
そうなんです、日本人シェフのお店です。
(2021年:シェフはすでに帰国されていまして、日本でお店をやっていらっしゃいます。)

やっぱりガイドさんに聞いていたので、一人で行ってみる事にしました。
無論二つ星のお店ですから「予約」は必要です。

しか~~し、興津選手はお構いなし・・。ただ突撃あるのみ・・・。
これならいけるぞ!っていう作戦をたてまして、向かいました。

その作戦は・・・。
① お店の閉まるちょっと前に行く。
② お店に入ったら、日本語のみを使う・・・。

① の作戦の主旨は、お店が閉まる前なら、すでに帰席されている席もあるだろう・・・。
② の作戦は、ホールの人は間違いなく現地の人であろうから、予約の有無を必ず聞いてくるだろう。
予約していない。となれば必ず追い返される。であるので、日本語を使っていれば、誰かしら日本人が出てくるに違いない。
そこで、せっかくニースまで、美味しい物をいただきにきたのだから、なんでもよいから「ヒモジイ日本人に食事を提供してくらないか!」
という交渉をする三段で向かいました・・・。

何と大成功!!!!!
奥から、日本人のソムリエさんがおこしになりまして、食事は大丈夫。お酒も大丈夫。でもこちらの提供できる「ムニュ;(コース定食)」しかないですよ・・。

興津選手は、全然大丈夫です。大体において、「ムニュ」はその日の美味しい物を定食にしていますので、ハナからムニュ狙いですから。
テーブルも、調理場に入るところの一人掛けの丸テーブル。調理場は見えませんでしたが、次々に運ばれていくお料理のお皿を見る事ができました。

当然!!現地の美味しい「ロゼワイン」を一本お願いして、お料理を待ちます。
フルコースではありませんでしたが、一人で堪能するには最適なお料理でございました。
最初のフランスで星付きのレストラン経験となりました。

遅くに入った興津選手ですから、他のお客様はお帰りになります。
しまいに、最後の一人になりました。
最後までいたホールの係の二人を先ほどのソムリエさんがお仕事を切り上げて、ホールの方もお帰しになりました。

そこで興津選手は、テーブルに、くだんのソムリエさんを呼びまして、ロゼワイン一本、一人のみは厳しいので、
一緒にワインを楽しむ事にしました。
そこで、いろいろなニースのよもやま話を聞くことが出来ました。
とても楽しい時間でございました。

時間も深まってきまして、奥にいたスーシェフさんもお出ましです。(日本の方でした)
ケイスケさんは、本日仕入れの為にお店にはいらっしゃらない。という事で、
ソムリエさんの機転で興津選手は、ご相伴にあずかれた。という事が判明。

それでは、「予約しますので、明晩一人予約できますか?」とお伺いしたら、
せっかくニースに来ているのだから、土地の海鮮レストランにいってきたらどうですか?
明日の料理もほぼ今日とかわりませんから・・・。という事で、現地のとても評判の良い海鮮レストランを教えていただきました。

そしてそこでいただいたのが、この写真です。
(この写真に行きつくまでの説明が長すぎですよね~~)


ムール貝
ムール貝です。一人前です。お安いです。((笑))


牡蠣
牡蠣です。一人前です。お安いです。

しかし、本当に思うのですが、海鮮レストランは一人で行っては行けません。
誰かと行かないと、この一人前の料理を二皿も食べたら、他の料理は食べれません・・・。ホントに。

隣りには、イギリス人の老夫婦が二人で楽しそうにおしゃべりしながら、ムール貝からスタートして、
オマール海老。シュリンプ。カニ。などどんどんおいしそうな海鮮物が出てきます。
いや~~~健啖家でいらっしゃいまして、どんどんお口に頬張られます。
まあ、確かにイギリスではこんなに美味しい海鮮料理には恵まれないと思います。

最後に出てきたのは、ウニ!
これは本気で食べたかった。
ウニの食指を切り取って、口のある部分を半分くらい切り取ってあり、そこにスプーンが差し込んであります。

どうやら一人前で8坪もあります。
ひとりじゃタベレナイヨ~。。。
醤油もほし~~い!!

ひとりで、悔しがった一晩でした。

このレストランではもう一つ逸話がありますので、また今度・・・。

(笑)


噴水のある広場
そのレストランはこの噴水のある広場に面していました。

お店の名前は覚えていません。
でも次回があれば、間違いなく行けます・・・。なにせ方向音痴ではありませんから・・・・・。

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